韓国青少年の受入れ

今年最後の受入れプログラムで、韓国から小中学生が2週間のホームステイにやってきている。
お隣にあって同じ米食の国とはいえ、10歳そこそこの子ども達が2週間も親元を離れて、見ず知らずの家族の中に入ってくるのだから大したものだ。


昨夜は光州から来ている13歳の女の子に会った。
13歳といっても、あちらは数え年なので小学6年生。

会って韓国語で話しかけてしばらくしたら、
「Japanese?」と聞かれた。



別にそんなにたくさんの韓国語を知っているわけではないけれど、
初めて会った子どもに、いろいろ聞くくらいの簡単な韓国語は、気がつけば身についている。
返ってくることばも、そんなに突拍子もないことでなければ、大体はわかる。


不思議だなあ。


韓国に行ったのは、15年も昔に1度だけ。
そのときは全然韓国語がわからなかった。


その後も、
特に韓国語を頑張って聞いてきたわけでもない。
ただ、毎年のように、周りにいる人達が韓国にホームステイに行き、また韓国からも子ども達がやってきていた。

そんな中で、気がつけば、何となくわかることの増えている韓国語。


でもね・・・

ホントはわかり合おうと自分から寄っていく気持ちがあるときが、
一番、人と近くなれるっていうことも知っている。


『バベル』という映画があったけれど、
ことばが壁にならずに、
少しでもわかることで、近寄る気持ちの後押しになればいいと思う。