セルフリスペクト

ヒッポのイヤーロングプログラムでフランスに留学したMちゃんの話を聞いた。

学校生活やフランスのライフスタイルのことなど興味深かったが、彼女の話の中でとくに印象に残ったこと。


自分の中の気持ちを全部認めて、相手にとって嫌なことでも言っていくようにした。
自分の気持ちは自分にしかわからない。
私が認めてあげなかったら自分がかわいそうだと思うようになった。
と、彼女は言っていた。

まず自分が認めなくて、誰が認めてくれるのだ。
ことばも文化も違う国で、周りに合わせているだけでは自分自身がなくなっていくことを痛感したのだろう。

自分を大切にしよう!
と言うのは簡単だ。

けれど、人からどう思われるかとか、この場でふさわしくないんじゃないかとか、いろいろ考えて自分の気持ちや感じたことを押しやることは誰にだってある。
でもそんな周りのことも考えた上で、やっぱり自分を大切にできる強さをMちゃんは身につけてきた。


私も結構、自分に対してかわいそうなことをしているのかもしれないな、と胸が痛む話だった。