マレーシアミドルハイスクールの学生達

マレーシア教育省と「広島国際クラブ クアラルンプール」というマレーシアにある国際交流団体の企画で、マレーシアのミドルハイスクールの学生達約100名がヒッポファミリークラブメンバー宅にホームステイするというプログラムがありました。

マレーシア政府による『LOOK EAST』という政策の一環として、学校の休暇中に企画されたもので、マレーシア教育省が全国の学校に呼びかけ、参加者を募っています。

多言語、多民族、多文化の国・マレーシア。

今回、関西には約40名の学生達がやってきましたが、肌の色もファッションも、話すことばも本当に様々でした。


うちに来てくれたのは、イスラム教徒の15歳の女の子。
今までもムスリムの人を受け入れたことはありましたが、1泊2日のショートステイだったのでそんなに大きな違いを感じませんでしたが、今回は5日間。
しかも彼女は、大変に敬虔なムスリムの家庭に育っているようで、肌もしっかり隠し、お祈りの時間には身体を清めてお祈り用の服に着替えるほど。
ほんとうに全然違う生活をしているんだろうな、と思いました。


シャイなうえに、初めての外国、全く文化の違う国に来て、食べられるものも少なく大変そう。


私もイスラム教のことは、習慣を少し知っているくらいだったので、付け焼刃でこんな本を借りてきて読んだり・・・(苦笑)

イスラムのことがマンガで3時間でマスターできる本 (アスカビジネス)

イスラムのことがマンガで3時間でマスターできる本 (アスカビジネス)


ま、もちろん3時間でマスターなんかできるわけはないんですが(笑)
へぇ〜〜!!
っていうことは、いろいろありましたね。

イスラム教もキリスト教ユダヤ教も、神は同じとか。


いろんな神様がいる国に生まれ育った私としては、なんだか不思議な感覚。
偶像崇拝は禁止だから神様の像はないし。

広隆寺弥勒菩薩が美しい」とか
興福寺の阿修羅像がカッコイイ」とか
そういうのは、ナイわけです。


来ていた学生達は、中華系、インド系も多かったので、
対面式など全員が集まる機会での、多民族、多言語の雰囲気がとても面白かったです。


今回の受入れで、今まで特に気にしていなかったマレーシアという国が、とたんに身近に感じられて行ってみたいなぁと思うようになりました。

サンパイジュンパラギー!