国際理解教養講座

昨日は、大阪府箕面高等学校・国際教養科3年生を対象に、ヒッポファミリークラブが国際理解教養講座を行ってきました。

10年以上前から、毎年依頼を受けて行かせていただいています。


今年は、ヒッポファミリークラブ石橋のメンバーでもあり、この学校の卒業生でもある大学4年生のMちゃんがメインスピーカーでした。


国際教養科は2クラス80名。
ほとんどが女の子で、みんなとても明るく元気です。
後ろの方には、PTAのお母様方が数名いらっしゃいました。

はじめに、一緒に行ったヒッポメンバーが各自2ヶ国語で自己紹介。
そして多言語の地域の話、そこでは勉強ではなく自然に習得しているという話をして、実際に真似しながら口に出してみるという体験をしてもらいました。

希望者3人に前に出てもらい、好きなことばを選んでもらって、一緒に生メタ。
トルコ語ポルトガル語、ロシア語に挑戦です。


聞いたままに真似をする、ということをちょっとイメージしてもらったあとで、いよいよメインスピーカーの体験談。


Mちゃんは、最初に韓国語、ロシア語、英語、スペイン語、中国語で自己紹介や今までにホームステイに行ったことを話し、その後日本語で約25分自分の体験を話してくれました。

今年の夏の、上海でのアジア青年多言語合宿での、「何語でもいい」という自由な感覚。
上海の町でのさまざまなハプニングと、それを楽しめる自分。
そして、今そんなふうに自分がなっているのは、今までの体験、特に高校時代のメキシコでの留学がベースになっている、という話でした。

メキシコの体験は、どんなふうにスペイン語を自然に習得していったかを、準備の様子や、現地での宿題の仕方、チステと言われる小話のエピソードなどを交えて説明してくれました。

そして最後は、外の世界に出ることで、自分とは違う文化や考え方を受け入れ、自分の可能性を広げていけると、後輩たちに熱いメッセージをおくり、スペイン語で留学の体験を話して締めくくりとなりました。



生徒の皆さんは、とにかくいろんなことばを話している姿にビックリ。
そして、どこか他の国に行ってみたくなったという感想があちこちから聞こえてきました。

授業終了後も、廊下ではMちゃんの周りに女の子たちが集まってきて、いろいろ質問。
帰国子女や、高校留学から帰ってきたばかりの子たちも何人かクラスにいたようで、自分の体験に重ね合わせて聞いてくれていたみたいです。



これから自分の進路を決めていく高校生のみなさんに、目の前の世界だけがすべてではなく、みんなには広い世界での可能性があるのだ、ということが伝わっていれば嬉しいです。





ヒッポファミリークラブ石橋では、随時体験を受け付けています。
体験ご希望の方は、メールにてお申し込みの上、直接会場にお越しください。

 Mail: hippoosaka-ishibashi@yahoo.co.jp

★ヒッポファミリークラブ石橋(大阪府池田市)★ PCサイト / 携帯サイト
 毎週木曜 10:30-12:00 石橋駅前会館
 毎週金曜 19:00-21:00 石橋カルチャースクール
  無料体験随時受付中