青少年交流帰国報告ワークショップ

ヒッポファミリークラブ関西で「夏の青少年交流報告ワークショップ」がありました。
今年のカラーのレモンイエローのTシャツを着た子ども達が集まって、親御さん、フェロウ、メンバーで、ヒッポルームはあふれんばかり。

国ごとに、一言感想タイムがあった後、少人数のグループになって子ども達の体験を聞きました。


ロシアに行った子どもたちとグループフェロウ


グループタイムで写真を見せながら説明する子ども達


グループタイムでは、親子は同じグループにならないこと、なるべく違う地域の人と話すこと、と決められていたので、全く知らない大人の人がグループに入ってきて、いろいろ質問をするということがありました。

でも、どの人も子ども達の体験を興味を持って聞いてくれていました。


そんな様子を見ながら、私はふと、
こんな場面って、ヒッポファミリークラブでは当たり前だけど、なかなか貴重なことじゃないかと思ったんです。
親でも親戚でも先生でもない大人の人から、ごく普通に声をかけられ、話を聞いてもらえる。
昔だったら、近所のおじさん、おばさんなど、様々な大人が地域の中で子どもを見守っていましたが、今はそんな機会は減ってきていますよね。


海外で数週間過ごしてきたことは、もちろん彼らにとって忘れられない経験だったでしょうが、それ以上に周りの人たちに声をかけてもらい、体験を聞いてもらうということが、人間としての貴重な土台づくりになるに違いありません。

交流は終わりましたが、彼らの成長はまだまだここから始まるのです。
それを、どんなものにするのかは、周りの大人たちの責任だなと思っています。