相手のふところに飛び込む
今朝新聞を読んでいて、
マジ?
と思わずつぶやいた。
瀬戸内寂聴さんが、ケータイ小説を書いていたのだ!
それも名前を隠して、ペンネームで。
タイトルは、『あしたの虹』という。
- 作者: ぱーぷる(瀬戸内寂聴)
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2008/09/25
- メディア: 単行本
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ケータイ小説サイト「野いちご」で5月から今月10日まで連載していたそうだ。
今回、単行本が刊行されるにあたって公表された。
第3回日本ケータイ小説大賞・源氏物語千年紀賞名誉実行委員長を勤めることになり、「書いてみよう」と書き始めたそうだ。
瀬戸内さんといえば、オントシ86歳。
まいった!
「読んでみよう」
なら、わかる。
瀬戸内さんのことばによると、
「何でも私は自分の手で触らないと信じないんです。」
となる。
瀬戸内さんにとって、ケータイ小説で使われている女子高生のことばは、ほぼ外国語のようだったに違いない。
相手のふところに飛び込んでみるって、たいそう勇気がいることだ。
年齢を重ねると、飛び込み台はさらに高くなる。
それを、さらりとやってのける人がいる。
きっと、どうなるかという不安や、途中の大変さよりも、未知の世界へのワクワク感といった好奇心が勝ってしまうのだろう。
アッパレ!
私もこんな潔い女をめざそう。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080924-00000064-mai-soci