多言語は自然なこと

マサチューセッツ工科大学 言語学教授のスザンヌ・フーリンさんが、ヒッポファミリークラブにいらっしゃったときのことが、紹介されています。

 http://www.lexhippo.gr.jp/eventinfo/report/


スザンヌさんは、ご自身の体験から「1人の人が2つ以上のことばを話せる」という事実に興味を持ち、研究をされてきました。

その中で学んだ6つの基本的なこと、というのがこちらです。


1.ことばを話すのは人間特有の能力である。
2.多言語を話すということは自然なことである。
3.人は誰でも新しい言語を習得することができる。(一般に言われる臨界期というものはない)
4.新しいことばを習得するには、自然な方法が一番である。
5.たくさんのことばを話す人ほど、新しいことばをよりやさしく習得することができる。
6.ことばは習得すればするほど、世界は狭くなり、世界や世界中の人々への理解が深くなる。


どうですか?


このことを、すでに実践して体験的に多くのメンバーが共有しているのが、ヒッポファミリークラブです。
それを、もう30年近くも前に予見し、(向こう見ずで物好きな人たちによって)実践されてきているのです。


MITという最先端の言語学の教授が、驚かれたのも無理はないですね。



ヒッポがやっているのは、新しい語学の方法ではありません。


人間にとって、より自然な状態(言語的に)とは何なのか?
常にその問いを持って、試行錯誤しながら、一人ひとりの中に起きる現象に目をむけ、大きな全体を見つめ続けているのです。